自由の羽

去年を振り返り
「本格的に休む」ことを
すっかり忘れている

自分が見える。

本来はだらだらするの

大の得意なのだけど

去年春に母との二人三脚
生活を再開して以来

（自分の病気で母の老化を

加速させた申し訳なさの影響？）

まともにじっくり休んだこと
ないのでは？　と思ったり。

＊

月に、そうねぇ、平均２度程
二泊三日のショートに行って
いたし、通所リハビリも始め
その間のわたしは思い切り
だらだらできるはずなのだけど

実際は

せっかくなのだから普段
母いるとき取りかかりにくい
用事をしなけば～　など
ナゾの義務感に覆われて

フリータイムが
終わってしまうのよね。

うー、その疲れが
募っているかもしれない。

（もっといえば

二年前の冬に「一人宅」を

完全に終い、実家に戻って

わたしの自由の羽が折れた

ままなのかもなぁ）

＊

普段から真夜中は
おおよそフリータイムだから
「外にお勤めしてない身。
それで十分だろう」の
見方もあるのだけれど

とにかく、日中、本を読んだり
テレビを見たり、のんびりする

ことが一切できないカラダ。

お正月くらい昼間にテレビを
見てもいいのでは？と気づいた
本日なのだけど、「そんなの

想像するだけで背徳感

わいてくる」なのよ。

（で、日中何をしているかと

いえば、大したことはしてい

ないのである。立ったり

座ったり、なんとなくもぞもぞ

時間を潰しているだけのこと

多し）

困ったもんだ。

今年は、ちゃんと

休むことを自分に許可

できる人間になりたい。