老母と握り寿司

1月7日(土)その二

 

お夕飯は熊本のお酒
「一本〆」を開けて乾杯。

 

握り寿司、温めた棒ヒレカツ
サラダ(白菜水菜りんごの
あっさり和&高リコピントマト)
味噌汁(椎茸と小松菜。上に
ひきわり納豆トッピング)。

 

 

それにしても・・・

 

お寿司はスーパーのもので
普段は「一人前ずつ」のを買う
のだけど、今日は「二人前」が
ひとパックになってるのを
選んだの。

 

そしたらこれまで
気付いていなかったこと
に直面してしまった。

 

母が、自分の食べたものを
どうも覚えていられない
様子なのよね。

 

(同じ種類の握りが二つずつ

入っているわけで……。最初は

「二つあるのばかり食べてるな」

とやや気になる程度だったのだが

 

途中で母が「すでに食べた種類」
の握りに箸をのばしたところで
決定的になってしまった。

 

母は、今の今、自分の食べた

握りの種類を覚えていない…?)。

 

うぅ、そういえば、今日は
いつもに比べ、握りを食す
ペースが遅い。

 

そうか、そうか。

 

ふだんの生活から色々
認知の低下には直面して
いるつもりだったけど

 

あらたな老いの一面を
見てしまった思い。

 

しょうがないね。

 

ゆるゆる老いてまいりましょー。